はじめに
経済学部でフランス語を学んでいるみなさんに、以下のフランス語検定試験の受験をおすすめします。資格取得のメリットとして以下の点があげられます。
- フランス語の力を、学外の機関で客観的にチェックできる。
- 学習を続けるうえで励みになる。
- フランス語圏の国へ留学できる※。
- 将来、仕事に活用することができる。
※DALF C1を取得するとフランスの大学に入学する際に義務つけられているフランス語の能力評価試験が免除になります(交換留学制度にも参加できます)。
1. DAPF (実用フランス語技能検定試験、通称「仏検」) | 2.DELF/DALF (Diplôme d’études en langue française/Diplôme approfondi de langue française) | 3. その他
1. DAPF (実用フランス語技能検定試験、通称「仏検」)
日本人学習者を対象とし、文部科学省および在日フランス大使館文化部の後援をうけて実施されているフランス語の技能検定試験です。試験は春と秋の年二回おこなわれ、5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級のレヴェルがあります(取得したい級から受験することができます)。
DAPF (仏検) | 仏検1級 |
仏検準1級 |
仏検2級 |
仏検準2級 |
仏検3級 |
仏検4級 |
仏検5級 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
標準学習時間 | 600時間以上 |
500時間以上 |
400時間以上 |
300時間以上 |
200時間以上 |
100時間以上 |
50時間以上 |
※フランス語未習者は2年生の春に3級以上、既習者は1年の春に3級以上の取得を目指してください。
※経済学部では団体受験での申し込みを受けつけています。受験希望者は教員にその旨伝えてください。
2. DELF/DALF (Diplôme d’études en langue française/Diplôme approfondi de langue française)
フランス文部省認定フランス語資格試験で、世界150余カ国で実施されています。DELF (A1、A2、B1、B2)・DALF (C1、C2)という6つのディプロム(証書)が発行されます。各ディプロムは、聞き取り・読解・文章作成・口頭表現の4つの能力が評価されます。
DELF/DALF | DALF C2 |
DALF C1 |
DELF B2 |
DELF B1 |
DELF A2 |
DELF A1 |
---|---|---|---|---|---|---|
標準学習時間 | 約760時間 |
約510時間 |
約330時間 |
約170時間 |
約 80時間 |
3. その他
- TCF (Test de connaissance du français フランス語能力テスト)
TCFは資格試験ではありません。フランス文部省公認の世界共通のフランス語能力診断テストです。結果は合否ではなく、得点で示されます。特に準備も要らず、自分の持つフランス語の能力を早く正確に見極めることができるレベルチェックです。
- TEF(Test d’évaluation du français フランス語能力認定試験)
フランス文部省認可パリ商工会議所が実施する世界共通の実践フランス語の実力テストです。
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