イベント情報

パレスチナを知るブックフェア@日吉メディアセンター1F (7月31日まで)2024/06/19

昨年10月以降、パレスチナ/イスラエル情勢は、最も関心を集めているテーマですが、「どこから学べばよいのかわからない」という声をよく耳にします。また、「宗教対立」や「テロと報復」といった常套句でミスリードするような報道も散見されます。
こうした状況を受けて、パレスチナに関心をもつ学生と教員が、入門書から専門書までおすすめの本を集めました。歴史や政治経済についての解説、刺繍や料理といった日常からの視点、あるいはLGBTやフェミニズム、さまざまな社会運動との交差の可能性を通して、多角的にパレスチナを知るとともに世界を見つめ直すためのブックフェアです。

■主な展示資料:『交差するパレスチナ:新たな連帯のために』『ガザとは何か:パレスチナを知るための緊急講義』『ぼくの村は塀で囲まれた:パレスチナに生きる子どもたち』『ホロコーストからガザへ:パレスチナの政治経済学』『ガザに地下鉄が走る日』『プロテストってなに?世界を変えたさまざまな社会運動』『パレスチナ刺繍』ほか。

シャンタル・アケルマン映画祭(6/19-7/7)@東京日仏学院2024/06/10

【シャンタル・アケルマン映画祭2024】
6/19(水)〜7/7(日) @東京日仏学院
昨年上映された12作品に加え、アケルマンのフィルモグラフィにおいて大変重要な連作「ドキュメンタリー三部作」や彼女の初の長編作品『ホテル・モンタレー』が新たにラインナップされました。映画編集者でアケルマンの協力者であるクレール・アテルトン氏や斉藤綾子氏らを迎えたシンポジウムも開催します。


詳細は公式サイトをどうぞ!
https://chantalakermanfilmfes.jp

展覧会『If I must die,you must live』@WAKO WORKS OF ART 2024.5.17 - 6.292024/06/09


(公式サイトより抜粋)

このたび、ワコウ・ワークス・オブ・アート(六本木)では、2024年5月17日(金)から6月29日(土)まで、オランダ出身の作家ヘンク・フィシュのキュレーションにより、パレスチナ出身の詩人や画家の作品にフォーカスした展覧会『If I must die,you must live』を開催します。 本展のタイトルは、パレスチナの詩人リフアト・アルアライール(1979 年生まれ)が2011年に書いた詩の冒頭部分です。2023年の11月にこの詩をSNSに投稿した彼はその翌月、イスラエル軍の空爆により絶命しました。アルアライールが残したこの詩が、本展全体を通底するメッセージとなっています。

本展では、フィシュの新作を含む彫刻作品やドローイング、ムスアブ・アブートーハ(1992年生まれ)の詩、画家スライマーン・マンスール(1947年生まれ)のエディション作品、ガザのためにアーティストたちが制作したポスター(Posters for Gaza)を中心にご紹介します。また、長年フィシュと親交があり、今回の企画の意図に賛同した奈良美智(1959年生まれ)の新作も展示します。

世代の異なる作家たちの想いや言葉が響き合う本展を通して、現在もなお苛酷な状況下にあるパレスチナの人々に思いを巡らすきっかけとなれば幸いです。フィシュの出品作のタイトルは私たちに問いかけます。 “Que sais-je?”(私は何を知っているのか?)と。 ぜひこの機会にご高覧いただきたく、ご案内申し上げます。

詳細はこちらをどうぞ!
https://www.wako-art.jp/exhibitions/ifimustdieyoumustlive/

翻訳できない わたしの言葉@東京都現代美術館  2024/4/18-7/72024/05/30

この展覧会では、ユニ・ホン・シャープ、マユンキキ、南雲麻衣、新井英夫、金仁淑の5人のアーティストの作品を紹介します。彼らの作品は、みんなが同じ言語を話しているようにみえる社会に、異なる言語があることや、同じ言語の中にある違いに、解像度をあげ目を凝らそうとするものです。第一言語ではない言葉の発音がうまくできない様子を表現した作品や、最初に習得した言語の他に本来なら得られたかもしれない言語がある状況について語る作品、言葉が通じない相手の目をじっと見つめる作品、そして小さい声を聞き逃さないように耳を澄ませる体験などを通して、この展覧会では、鑑賞者一人ひとりが自分とは異なる誰かの「わたしの言葉」、そして自分自身の「わたしの言葉」を大切に思う機会を提示したいと思います。
(公式サイトより)

公式サイト:
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mywords/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR3MJnDUKWn_tXlCapVZOp4heNTk3sdHeoDPGJDymTqRQXDuJM1fPhGayNQ_aem_AbhL-Tgeo1fsEncdKA__zOQin0mCChdSvW4T2m8HiLbWFUAIscohvj22Xgno3J6sWt7Alw8uwIb7sADhLxYkCEsf

視覚トリップ展@ワタリウム美術館(2022/1/22-5/15)2022/03/26

コロナ禍で、ただ2年の間に、誰かと実際に会うことは、特別なことになってしまった。何かとの出会いはモニターの画面越しにもたらされる。画面越しの出会いでは、視覚に依るところが増し、触覚や嗅覚などは無力のようだ。共有されつづける画面により、視覚は個人の感覚である以上に、他者と共有する感覚となった。自分と他者を意識するともなく、もはや自分の体験と他者の体験、自分の感情と他者の感情は混在し、その区別さえ難しい。それでも花は美しく咲き、枯れ、その花の美しさを感じているのは、花をみつめているあなた自身である。

アーティストたちが描くドローイングの線は、私たちがみつめているとき、未知のヴィジョンへの補助線となる。ドローイングとの出会いは、道を歩くようなこと。自分の歩幅で、自分のスピードで、未知の場所へと向う。視覚トリップは、身体感覚をともなう。川の向うの花をジッーと目を細めてみつめる、目前の花の絵をパっと目をみひらき凝視する。そのとき、あなたの目は花のように美しい表情をもつ。

視覚トリップ展では、アーティストたちの作品を通し、視覚体験を楽しんでいただきたく、ワタリウム美術館のコレクション作品から、アンディ・ウォーホルの初めてのドローイング集「サムという名の25匹の猫と青い子猫ちゃん」、ナムジュン・パイクが描いた、笑っているテレビ、泣いているテレビのドローイングなど約60点、1984年、ヨーゼフ・ボイスが東京で描いた黒板ドローイング「コンティニュイティ(連続性)」など、14人のドローイングやペインティング作品計160点、さらにゲストアーティストとしてさわひらきの映像作品「/home」「/home (absent room) 」と新作ドローイングを展示します。
1972年、ワタリウム美術館前身のギャラリーがオープン。コレクションとして登場する人物たちは、今や現代美術を代表するアーティストです。新しいアート作品と出会いながら、アーティストと交流し展覧会をつくる姿勢は、今もかわらず、ワタリウム美術館の展覧会に受け継がれています。どうぞワタリウム美術館のコレクションをお楽しみください。(公式サイトより)


詳細は公式サイトをどうぞ!
http://www.watarium.co.jp


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